画像解析で面積、平面度が見える
画像解析が出現する以前は、手仕事で面積(平面度)を作ります。
簡単に言うと「左甚五郎」は木と木を擦り合わせたら、取れなくなったと伝えられています。
機械加工の世界でも、定盤を基準にして、対象物の面に光明丹という赤い塗料を薄く延ばして塗布し、擦り合わせして、赤い塗料がほとんど見えない所は高く、赤い塗料がはっきり見える所は、くぼんでいる所なので、低い箇所と判断します。
高い所を、キサゲという道具で、削りながら、その面積を広げて行く地道な作業です。
現在でも、機械加工機のレール部分(定盤)にその形跡が残っております。
3次元測定器に近い測定器が出現すると、どこの箇所が高いか数値化出来るようになり、対象物に数値を書き入れたのですが、平面度のイメージが今一つだった事と、その間に、機械加工機の加工精度が飛躍的にあがったのを記憶しています。
さらに測定データが画像解析されるようになると、面積(平面度)が見えて、具体的イメージとして、どこに高低があるかの判断が出来ます。
一方で、高い精度の加工機は、昔の技術であるキサゲによる仕上げ作業を見直して、取り入れているメーカーが有ると聞いております。